クリエイター奨励プログラム対象のゲームタイトル一覧

   

クリエイター奨励プログラム対象ゲーム一覧出典:4gamer.netより引用

ニコニコ動画で収益を上げるために必要な『クリエイター奨励プログラム』。しかし、どんなゲームソフトでも登録できるわけではありません。

むしろ、基本的にゲーム実況は著作権の侵害にあたるため、登録出来ないものがほとんどです。

しかし、最近では任天堂など一部のゲーム会社がクリエイター奨励プログラムへの参加を認めており、実際にこれらの二次創作で収益を上げることができます。

では、一体どのゲームがクリエイター奨励プログラムの対象になっているのでしょうか?

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クリエイター奨励プログラム対象ゲーム一覧

niconico公式サイトにて、クリエイター奨励プログラム許諾タイトルとして公開されているものは次の通りとなっています。リンクが貼ってあるものは、リンク先で一覧を見ることができます。

【任天堂株式会社】
Nintendo Creators Programに掲載されているもの。
「スプラトゥーン」「マリオメーカー」「ゼルダの伝説」など、新作から旧作まで多くのタイトルが許可されています。

【株式会社バンダイナムコエンターテイメント】
カタログIPオープン化プロジェクト!に掲載されているもの。
「ワギャンランド」や「ワルキューレの冒険」など、ヴァーチャルコンソールで配信中のレトロゲームがメインです。

【クリプトン・フューチャー・メディア株式会社】
以下のブログ記事内容に違反しないもの。基本的には初音ミク等のキャラクターは使用可能と考えてOKです。
参照:niconicoでのクリエイター奨励プログラムのご利用につきまして

【株式会社マイクロビジョン】
「北斗の拳 百裂MAX」
ニコニコアプリでプレイできるタイピングゲームです。

この他にも、「マインクラフト」等公式でマネタイズ(営利目的の使用)の許可が出されているものについては、クリエイター奨励プログラムへの登録が認められています。

実況動画自体はOKでも、収益化がNGな場合も

クリエイター奨励プログラムに登録する際には、この"営利目的での使用"が許可されているかどうかが、大きな判断基準になっています。

たとえゲーム会社が実況動画の投稿を許可していた場合でも、"営利目的での使用"を許可していなければ、クリエイター奨励プログラムには登録できません。

例えば、「FF14」や「テラリア」「DQX」など、有名なゲームでも実況動画の投稿や配信を許可しているタイトルはたくさんあります。しかし、これらはすべて"営利目的での使用"は禁止されており、クリエイター奨励プログラムにも登録できないのです。

フリーゲームも基本的にはNG

では、フリーゲームに関してはどうなのでしょうか?

残念ながら、こちらも基本的にはNGとなってしまいます。

ただしフリーゲームは、その作者が認めている場合は収益化が可能です。作者のサイトやゲーム内に、"営利目的での利用"を許可する文章などがあればOKです。

これは作品ごとによってまちまちなので何とも言えませんが、特に記述のないものは基本的にNGだと考えたほうが良いです。

対象タイトルは今後も増えていくはず

ここまで読んでいただいた方には、クリエイター奨励プログラムが意外と厳しいということが分かって頂けたかと思います。

ただ、任天堂が大々的にクリエイター奨励プログラムへの許可を出したことで、時代の流れも変わりつつあります。

実際に、2015年大ヒットした「スプラトゥーン」や「マリオメーカー」は、そのゲームの出来はもちろんですが、ニコニコ動画をはじめ多くのゲーム実況が売り上げに貢献したことは間違いありません。

なんと、ニコニコ動画での「スプラトゥーン」関連動画の再生回数は72億回にもなったとか。

この現状を見れば、今後他のゲーム会社もそれに習い、クリエイター奨励プログラムへの登録を許可するタイトルが増えていくはずです。

まとめ

もしあなたがゲーム実況での収益化を考えているなら、事前にクリエイター奨励プログラム対象ソフトがどうかをきちんと調べておく必要があります。

せっかく時間をかけて作った動画が削除されてしまったり、クリエイター奨励プログラムの審査に引っかかってしまっては元も子もありませんからね。

また、「実況動画自体はOKだが、収益化はNG」というタイトルも多いのでその部分にもきちんと気を配って調べておきましょう。基本的にはゲームの公式サイトを見れば回答があるはずです。

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