一度覚えれば後は楽チン!ゆっくり実況動画の簡単な作成方法を学ぼう
音声合成ソフトによって、セリフを喋らせてゲーム実況を行ういわゆる「ゆっくり実況」。自分の声に自信がない人や、身バレが怖いなど、声を出したくない人でも出来る実況動画として知られています。
キャラ同士の掛け合いによって、ボケたり突っ込んだり出来るのも魅力の一つ。そんな「ゆっくり実況動画」のファンも少なくありません。
今回は、そんなゆっくり実況動画の簡単な作成方法をご紹介します。
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ゲームをプレイして元となる映像を用意する
まずは動画のメインとなる映像を用意しなくてはいけません。
PCゲームなら簡単に用意できる
PCでゲームをプレイするなら、そのPC上で「ロイロゲームレコーダー」のような画面を動画として録画するソフトを使えるため、とても簡単ですが、通常のゲーム機の場合はすこし面倒です。
ゲーム機の録画はキャプチャが必要
ゲーム機の映像を録画するためには、ゲーム機の映像出力をPCに入力する必要があります。
しかし、普通のPCには映像入力という端子はありませんから、通常はキャプチャーボードという物を使います。
参照:ゲーム実況初心者へ、おすすめキャプチャーボードとその選び方
これを挟む形でゲーム機からの出力をPCに入力することができれば、あとはPCで「アマレコTV」などのキャプチャーソフトを起動すれば録画ができるようになります。
ゆっくりの音声を映像と組み合わせる
ゆっくりMovieMakerに録画したファイルを読み込ませる
十分に映像が録画できたら、今度はそれにゆっくりの声を付けていきます。
これは「ゆっくりMovieMaker」という無料ソフトを使えば、簡単にできます。
ソフトを起動し、あらかじめ録画した動画を「タイムライン」にドラッグ&ドロップすると、「Layer0」という部分にその動画が入ります。
必要なセリフを考えて打ち込む
ここから先は、動画の各瞬間にぴったりのセリフを考え、その位置にカーソルを動かして入力していく作業になります。
この作業を繰り返すだけで、最低限のゆっくり動画が簡単に作成出来ます。
しかし、このソフトには声の変更や字幕の表示など、いろいろな機能があります。この辺りはあなたのセンス次第なので、いろいろと工夫してユーザーに楽しんでもらえる動画を作ってみましょう。
通常の動画形式に変換する
ゆっくり動画はそのままでは再生できない
ゆっくりの声を入れ終わっても、出来上がる「~.exo」ファイルは普通の動画ファイルではないため、そのままでは再生できません。
無料ソフトの「AviUtl」を使うことで、これをメディアプレイヤーなどで再生可能な普通の動画にすることができます。
AviUtlで変換して完成
AviUtl単体ではこの変換はできませんが、「L-SMASH Works」というプラグインと、AviUtlの作者さんによる「拡張編集」というプラグインを入れることで可能になります。
参照:ゲーム実況に必須の無料動画編集ソフト「AviUtl」プラグインを導入して機能を拡張しよう
この二つのプラグインを導入したら、「拡張編集」ダイアログに「~.exo」ファイルをドラッグ&ドロップし、メニューの「ファイル」-「AVI出力」を実行すれば、あとは待つだけで完成です。
さっそく再生して、できあがった動画の内容を確認してみましょう。
まとめ
こうして文字で見ると少しややこしく感じるかもしれませんが、実際に操作してみると意外と簡単に作れることがわかるはず。一度やり方を覚えてしまえば、次からはスラスラとゆっくり実況動画を作成出来る事でしょう。
ゆっくり実況動画で最も大切なのは、喋らせる言葉のチョイスです。ぜひ自分なりのセンスで、個性的なゆっくり実況動画を目指してみてくださいね。