ゲーム実況動画は著作権侵害にあたるのか?許可は必要?

   

ゲーム実況に著作権許可は必要?

ゲーム実況動画は、著作権の侵害には当たらないのでしょうか?これからゲーム実況を始める初心者にとっては、気になるところですよね。

「無断でゲーム画面を配信するのは違法」「ゲームの宣伝にもなるから平気」など、人によって様々な意見があります。

では、実際にはどうなのでしょうか?ゲーム実況動画を配信するには許可を取る必要があるのか、今回は、ゲーム実況の著作権問題について調べてみました。

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ゲーム実況動画は著作権侵害にあたる

結論から言うと、ゲーム実況動画は著作権の侵害にあたります。新作も旧作も関係ありません。どちらも著作権違反です。

ゲーム映像や静止画(スクリーンショット)は、著作権法上『映画の著作物』として保護されており、ゲーム画面を録画・撮影する行為は『映画の著作物』の『複製』となるため、著作権者の許諾を受けてない場合は著作権侵害になる。私的複製の範囲内では問題ないが、実況プレイは動画投稿サイトに実況をアップして不特定多数に見せているので私的複製とはならない。また動画投稿サイトに実況をアップし不特定多数に見せることは、『公衆送信権』の侵害となり、改変ツールなどでデータを改ざんし、実況をアップするのは同一性保持権侵害となる[10]

wikipedia『実況プレイ』より引用

ただし、これらのゲーム実況動画をアップロードしたからといって、すぐに罪に問われるわけではありません。

著作権は『親告罪』といって、権利者(ここではゲーム会社)が直接訴えない限りは罪にはなりません。現状、多くの実況動画が放置されているのを見て分かる通り、ゲーム会社は黙認しているのが現実です。

もちろん、ゲーム会社から削除要請などがあった場合は直ちに削除する必要があります。要請を放置していると、罰金や懲役などの罪に問われます。

著作権の許可がされているケースも

しかし、中にはゲーム会社が許可を出しているタイトルや、有名実況者の場合は特別に許可を貰って配信している場合があります。もちろん、そういう場合は著作権の侵害にはあたりません。

YouTubeでも人気のマインクラフトや、最近では『スプラトゥーン』や『マリオメーカー』など、任天堂の一部タイトルも実況動画に対して許可を出しています。

また、PS4などゲーム機からの配信機能を使っての配信は、公式に認められているのでこちらも著作権の侵害にはあたりません。

なぜゲーム実況動画を黙認しているのか?

では、なぜゲーム会社は著作権侵害に当たるゲーム実況動画を黙認しているのでしょうか?

それは、少なからずゲーム会社にもメリットがあるからです。

今やYouTubeの日本のトップ100チャンネルのうち、その4分の1以上がゲーム実況動画だといいます。すでにゲーム実況動画は動画コンテンツの主流といっても過言ではありません。

その影響力を考えると、ゲーム会社も黙認せざるを得ないのです。ここまでの巨大コンテンツを、企業としては上手く利用しない手はないですよね。

ゲーム会社に直接許可を取るべきか?

では、自分からゲーム会社に許可を取りに行く必要はあるのでしょうか?

結論から言うと、その必要はありません。

むしろよほどの人気実況者でない限り、許可はもらえないでしょう。

先ほど書いた通り、ゲーム実況動画の投稿は著作権の侵害にあたります。いくら企業にメリットがあったとしても、どこの誰かもわからない個人を相手に『どうぞ、良いですよ。』とはなかなか言えないのです。

まとめ

さて、今回はゲーム実況動画の著作権について解説させていただきました。

まとめると、『ゲーム実況動画に許可を取る必要はないが、削除要請などがあればすぐに対応する』ことが必要です。

"著作権違反"について、これから始める初心者の方には少々怖い話をしてしまいましたが、実際にはそこまで心配する必要はありません。ゲーム実況がすぐに罪に問われるようであれば、ここまで実況動画も増えてないはずです。

それでも気になるという方は、ゲーム会社が許可を出しているタイトルからゲーム実況を始めてみるというのも手ですね。

 - 実況動画の作り方